著者のWebメディアからの転載記事です。
LP(ランディングページ)の考え方
ランディングページ=「着地するページ」、つまりユーザーが商品・サービスに辿り着く前に最初に訪問するページのこと。
商品購入・問合せ・資料請求などの明確なゴールがあり、訪問者にアクションを起こさせるために用意された1枚のページとも言えます。
Webサイトと違い、1ページで完結するのがポイントです!
LPの特徴は?
・ゴール設定(問い合わせ・資料請求)を明確にしたパーツ・エリアが何度も登場する
・1ページ完結型なので、下まで読み進めるためのストーリー構成(共感)、文章、構図が必要
・更新性を考えなくても良いので、紙デザインのような装飾(テキストの画像化)にこだわる
1. ファーストビュー
・キャッチコピー
・キービジュアル(画像)
・権威性(受賞率、No.1など)
・CTA(ボタンなど)
LPは離脱率が高いので、ファーストビューがめちゃくちゃ大事。特にキャッチコピーとキービジュアルの比重はとても高いです。一言で伝わり、相手にメリットがあり、興味喚起できるコピーかをチェック!
また、コピーは左寄せ、写真は右に配置にするのが一般的。これは、人の視線が画面の左を軸にして下へと流れていくためです。イラストや写真(特に人)も視線を集めやすいのでマストで挿入を。
①文字を大きく
②左側に寄せる
③短く簡潔にまとめる
また、「支持率No.1」「○○受賞」のような権威性も、わかりやすく「何だかすごそう!」というイメージを与えられるので有効。
・王冠やメダルで豪華に装飾
・具体的な数字で権威を示す
・知名度の高いロゴを載せる
そして、ファーストビューにCTAを入れるのもポイントです。
・目立つ色や立体感のあるボタンが◎
・「無料」や「30秒で」などハードルを下げる
・あえて期限を設けて焦らせるのも有効
2. ボディコピー
・共感できるストーリー(問題喚起)
・顧客メリット(何を得られるか)
・信頼獲得(実績・お客様の声)
・実施の流れ
・よくある質問など
「こんなお悩みはありませんか?」と顧客に問いかけ、それに対する解決方法、つまりこの商品・サービスを購入することで顧客が得られるメリットを提示し、最後に実例を以てして信頼を獲得する、という流れが一般的。
「うちの商品すごいんですよ!」といきなり自社商品を開示する前に、離脱を防止するために相手の共感を得るべく、問題提起を。
そして、基本的に顧客は何かしらの悩みがあり、自分が今よりも良い状態になることを求めているので、それにいかに応えられるかをアピール。顧客は「で、これを使ったらどうなるの?」というのを知りたいというのを忘れずに!。メリットは5つほど列挙できると良いです。
実例では、お客様の声の他に、商品の実証データや使用実績、雑誌掲載・テレビ紹介などのマスコミ情報なども載せて信頼を得ます。みんな口コミが大好き!実写真や実名などを入れて信憑性を高めるのも重要です。
最後に、商品を手に入れるまでの流れや、想定される質問に答えて顧客の不安や疑問を払拭してクロージングに向かいます。
3. クロージング
・CTA(ボタン)
・申込フォーム
CTA=Call To Action、最後にここで畳み掛ける。
フォームを設置する場合は、離脱しないように極限まで項目をシンプルに。入力すべき必須項目と任意項目を分けてあげる。
LPテンプレート
これらの要素を踏まえてテンプレートを作ってみると下記のような形になります。
もちろんこれはあくまでテンプレートなので、デザインやキャッチコピー、ライティングでよりブラッシュアップさせる必要はありますが、大事なのは訪れたユーザー心理を掌握しながら誘導していくこと。
商品アピールを過度にせず、丁寧に作り込むべし!
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