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仕事のスピードで感動を生む方法。メールは最も直近で届いたものから返信するべし!

著者のWebメディアからの転載記事です。
(著者:黒田悠介さんからの承諾はいただいております)

概要

「黒田さん仕事はやいですね!」

よく言われるのですが、確かに速いです。でも最初から速かったわけではありません。日々の訓練と考え方が少し違うだけです。

そもそもなんで速くやるのか、というのも理由があって、速さが感動を生むからです。メールを打って1分以内に返ってきたら印象に残りますよね。とくに、返事が来てからでないと送信者が動けないような状況の場合はとても感謝されます。だから、1分以内に返せると思ったメールはひとことでもいいから返信してしまいます。メッセージも同様。いいねボタンでも良いからレスしておく。

この速さによる感動は、急激に低減していきます。3時間待たせたメールを5分後に返すくらいなら、今届いたメールを5分以内に返していった方がいい。同じ5分の使い方なら、より感動を生める方を優先させたほうが良いでしょう。

つまりメールは「最も直近に届いたすぐに返信できるものから返信する」のが良いのです。

仕事も同じで、5分で終わる仕事が入ってきたら、真っ先にそれを終わらせるべきです。今はスマートフォンでどこでも仕事ができますから、瞬時に終わらせて、アタマから消してしまえばいいのです。

これは20代の頃からやっていたのですが、頭の後ろに銃を突きつけられている状態を想像して仕事をしていました。もちろんプレッシャーもありますが、それくらいの集中力で仕事をすると、自分でも驚くほどアタマの回転が速くなります。通常の3倍くらい。周りの音も耳に入らなくなり、他のことを考えることもなくなります。

集中できる「状況」を作り出すことも大事ですね。予定はすべてカレンダーやタスク管理システムに入れて、リマインドはすべてそれらのプッシュ通知に任せましょう。また、覚えておかないといけないことがあったらEvernoteなどに書きだせばよいです。脳を記憶の倉庫として使うのではなくて、情報を処理する場所としてフル活用する。そのために、安心して忘れられる状況を作ることが大切です。