お役だち記事

「仕事がなくなる不安」があれば、仕事はなくならない

note安田

著者のWebメディアからの転載記事です。
(著者:すださんからの承諾はいただいております)

こんにちは!すだです。10年ライターとしてやってきて、今はフリーランスとして「PRライター」の名のもとに活動しています。

フリーランスは自由気ままなイメージを持たれますが、実際自由気ままです。好きな時間に好きな場所で仕事できるし、いつ休んでも誰にも何もいわれません。満員電車にゆられなくていいし、人間関係にわずらわされることも少ない。私自身の経験からいうと、イメージの通りだなと思います。

ただその自由と引き換えに、常に抱えているのが「仕事がなくなる不安」です。

そこで今回は「仕事がなくなる不安」を私がどう解消しているのか?をお伝えしようと思います。

「減ったら増やす」単純思考で慌てない

まずいぞ。来月から、継続案件が1つなくなってしまう……

そうなったときに私がする行動はめちゃくちゃシンプル。何をするかというと「減った分、増やす」です。

いやいや、そんな思い通りに増やせないでしょ、時間もかかるし……と思うんですが、今まで減った分が減ったままだったことがありません。たいてい1~2ヵ月のうちには、収入が減った分を補えるような新しい仕事を獲得しています。

というのは私……「不安な状態」でいるのが、ものすごく苦手だからです。

「仕事を失った理由」を考えている時間がもったいない

仕事がなくなってしまったという事実は、もはや変えようがないものです。

「どうして仕事がなくなったんだろう」「至らないところがあったのかな」「何かあるなら、フィードバッグをくれればいいのに……」

仕事がなくなった当初は、そんなことをいつも思っていました。でも、答えがないんですよね。そして、そのあとに待っているのは仕事が減ったという現実です。ここからまた「どうしよう、何かしなきゃ」「どこに営業しよう」「営業って苦手なんだよな、嫌だな……」といった心の葛藤が始まります。

不安なままだと焦るし、イライラするし、なかなか落ち着けないんですよね。こういう心のモヤモヤを1週間、2週間もそのままにしておくこと。そのことが私は苦痛でした。

できることなら、1日の始まりはハッピーに、そして終わりもハッピーに終わりたい。でもモヤモヤがあると、それも叶いません。ハッピーにするには「一刻も早く、減った分を増やすために行動すること」。これがいちばんのモヤモヤ解決策だと悟りました。

私のお仕事の増やし方3つ

仕事を新たに増やすために、私がしている行動が☟の3つです。

①「ここで書きたい!」と思うメディアを探し、ライターとして応募する

②Facebookの「フリーランスコミュニティ」で案件募集を確認する

③知り合いに「何か仕事ありませんか?」と聞く

それぞれ、順番に説明していきますね。

①「ここで書きたい!」と思うメディアを探し、ライターとして応募する

言葉の通り、インターネットで自分が「書きたい」と思うメディアを探して、記載してある連絡先に「ライターとして、ここで書きたいです!書かせてください!」という内容のメッセージを送ります。

一般的には、自分が得意かつ経験のあるジャンルのほうが採用率は高くなります。ただ、これから知識を深めたいと思っているジャンル、書いてみたいと思うジャンルに応募したこともあります。その場合はそれほど収入が見込めないことを踏まえて、原稿料についてしっかり検討しておくようにしました。

でも、

・ライター募集しているか分からない

・すでに募集を締め切っている

そんなケースもありました。

それでも、連絡先が分かっていればメッセージを送りました。なぜかというと「いい人がいれば書いてもらいたい」というスタンスのメディアが多いからです。

なので募集の有無にかかわらずアプローチすることで、可能性を0から1にすることができます。

ライター採用はタイミングと持っているスキルが大きく関係すると思っています。ライティング経験0の場合、確率は少なくなりますが1年程度経験のある人ならタイミングが合致することで話を聞いてもらえる確率は想像以上に高いと思います。

②Facebookのフリーランスコミュニティで案件募集を確認する

実名登録制のFacebook。私はクライアントの連絡のやりとりで頻繁に利用しています。Facebookには実はさまざまなコミュニティが存在し、無料でコミュニティに属することができます。

私も複数のコミュニティに所属していますが、そこでは不定期にさまざまなお仕事の案件が開示されています。

そこで気になった案件を見つけて応募し、話を聞いてみることにしています。もちろん条件に合わず流れてしまうこともありますが、マッチング率は高いケースが多く、継続的にお仕事をいただいている案件が今もあります。

③知り合いに「何か仕事ありませんか?」と聞く

仕事がなくなったとき、知り合いに「何か仕事ありませんか?」って聞くのは勇気がいりますよね。恥ずかしさもあるし、どんな案件の仕事が来るかわからないし……と迷って、なかなかその話題を口にできないこともあります。

正直、知り合いの方からの仕事は条件が見合わないことも多いんですが、声をかけておくと「この人は仕事がなくなると、人に素直に声をかけることができる人」と思われます。実はこのイメージが、私は良いなと思っているんです。なぜなら、何かあったとき「そういえば〇〇さん、仕事探してたな……」と、いちばんに声をかけてもらいやすくなるからです。

仕事は、声をかけやすい人に派生していきます。声をかけやすいことでやり取りが生まれ、自分にはできない案件も知り合いを紹介できたり、専門外の仕事でも「どう?」と誘ってもらえたりします。

「条件に合わないものを紹介してもらったとき、断るのが面倒だし、何だか悪い……」とわずらわしさを感じる人もいるかもしれませんが、そこは自分の基準をしっかり守って、断るときは断りましょう。

紹介してくれた人には「ありがとう!」のお礼で十分です。受ける、断るについては意外と相手は気にせず、別の人にまた声をかけていたりします。

【これからしてみたい、お仕事募集のやり方】SNSで発信!

これからはSNSの個人アカウントで「こういうお仕事したいです!」とアピールをしていくのもいいなぁと思っています。

SNSで「自分」をアピールし、コミュニケーションをとろうという姿勢を見せていたほうが、マッチングもしやすいのではないかと感じています。

「実はひとつ、仕事がなくなってしまいました!誰かヘルプ―!」という発信にどんな反応があるのか、そのときがきたら試してみたいと思っています✨